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人間族

 この世界に於いて支配種族を名乗る人間族は、通称「人間3民族」と呼ばれるように3つの民族が存在する。
 進化を追究する人々「鉄の民」
 己の勇気に従う人々「牙の民」
 違いを愛し尊ぶ人々「根の民」
 これらの人々が主に住まうのが「季節の街」と呼ばれる大きな4つの街。その他にも辺境の地に村や郷を築き暮らしている者もいる。彼ら人間族を統治するのは、この世界に文明を築いた原初の精霊と始まりの竜、その代弁者たる「竜霊協会」。
 その他の種族、生き物たちの項にて提示してある通り人間族以外にもいくつも種族が存在するが、相入れることは出来なかったのか、お互いの領域は遠く遠く離れ、交流はあまり盛んではない。
 また、人間族4つめの民族として「そらの民」と呼ばれる人々が古い伝承にのみ存在する。3民族では解析不能な不思議な技術を持ち、とある種族と深い関係にあったとされている。事実、不可解な機構や奇妙な建築物が各地で見つかっており、便宜上ではあるものの「宙の遺跡」と呼ばれている。


竜霊協会


 原初の精霊とその眷属たる始まりの竜の代弁者。
 人間族の最高意思決定機関。「霊竜協会」じゃないのはぶっちゃけ語感がよろしくないから。
 9人の「管理者」を筆頭とした100人足らずの精鋭によって運営される。

人間3民族

鉄の民

 可能性の民族。凡庸な容姿。髪や瞳の色は黒や茶など、原始的なもののみが自然発生する。染髪の技術もあるにはあるが不完全で、体質によっては死ぬほど髪が傷んだり長期間維持出来なかったりする。特に白髪などの明るい色に染めることは現状不可能である。
 民の魔力は魂素エレメントと呼ばれ、その性質は「変換」である。魔力を別の現象に変換することを得意とする。変換先の現象は魂素の属性によってある程度決まっている。炎属性なら炎を、水属性なら水を操るなど字面通りの魔法が得意なのは勿論、魔法によっては同一の詠唱で属性ごとに異なる効果が得られるということもある。
燃焼/熱源
明暗/視覚
流体
個体
運動
精神/霊魂
破壊
牙の民

 行動力の民族。鉄の民に似た容姿に尻尾や翼など、獣の因子を持つ。表出した特徴は伝素ジーンと呼ばれ、血筋によって受け継がれて行く。体質にも影響し、熱帯地方に由来する獣の因子を持つ者は暑さに強かったりする。
 民の魔力の性質は「肉体」である。牙の民の魔法は体の機能の一部という捉え方をされることが多く、身体能力を強化する使い方をされることが殆どである。
 訓練を積んだ者は「魔力体」と呼ばれる物体を生成して動作補助や攻撃手段として用いることが出来る。
根の民

 多様性の民族。鉄の民に似た容姿に、花や葉が生えていたり体の一部が樹皮化したりなど、植物の因子を持つ。植物の因子は宿素モチーフと呼ばれ、生まれて間もない頃はまだ何も出ていないが、おおよそ10代後半には発現する。その人の根幹を成す強い思いや、その後の人生を決定づける鮮烈な体験が因子として芽生える。髪や目の色は因子に影響され、発現するまでは黒髪黒目である。また、牙の民と違って血筋は関係無い。
 民の魔力の性質は「個性」である。何が起こるかは因子として芽生えた植物の特徴に沿っており、芽生えた瞬間にその使い方を本能的に理解する。基本的には牙の民のように意識するだけで発動出来るが、鉄の民のような詠唱や、何らかの媒介を必要とする場合もある。

季節の街

 人間族の最も大きな統治単位。それぞれの街には1つずつ「竜堂」と呼ばれる施設があるが、街を守護する始まりの竜の拠り所である。

 季節の街の外側に作られた人間族(或いは他の種族)の生活領域。その多くは竜暦620〜40年頃、人間3民族が険悪になり、大きな争いを恐れた人々が街を離れたことに端を発する。生活は自給自足によるものが殆どだが、中には地理を活かした観光地として緩やかながら発展している郷もある。

クロマ・フロラ

 ホーニスより南、天然の巨大花畑の中に作られた郷。竜暦640年頃、人間族の中でも中立派の人々が集まっていた筈のホーニスから出た人々が築いた郷であり、「臆病者の郷」とも呼ばれる。
 見渡す限り花々が咲き乱れる美しい土地であり、現在は景色を見に訪れる観光客も多い。また、周囲に自生する多くの花を魔術的に加工して、モンスター除けや良い夢見のまじないとして機能させる「クロマ・フロラの花籠」も有名。

遠鏘(エンショウ)

 黒罅山陵にひっそり佇む人間族最東端の郷。西に聳え立つ岩山、東に岩礁と遥かな海を臨む雄大な地。その昔、竜霊協会の支配を嫌い理想郷を求めて街を出たある旅団が開拓した土地である。同じ山岳地帯に暮らすムゲン族やドワーフやオーク、何処からともなく現れたゼオン族など、多くの種族との交流の中で極めて独特な文化を築いた。
 かつての旅団が、離れても互いの位置が分かるようにと携えていた鈴と組紐の飾りが、今も伝統的な装飾として衣服や建造物のあちこちに用いられている。

その他諸々

通貨

 人間族が使用する通貨には以下の5種類の貨幣が存在する。
  • 銅貨
  • 銀貨
  • 金貨
  • 白宝貨(はくほうか)
  • 緑宝貨(りょくほうか)
 各種50枚で上位貨幣1枚分。
 それぞれ10枚分の価値になる「大貨」も存在する。(大銅貨、大銀貨などと呼称)
 あえて日本円に換算するなら銅貨≒10円。つまり最上位貨幣の緑宝貨は1枚でおよそ6250万円。小切手かよ。
 一般的には銅貨と銀貨が流通。「銀貨5枚銅貨10枚」は「5S10B」と略記される。
 複数種類の貨幣が絡むお買い物は足し算形式が分かり易い。
【例】3S24Bの物を金貨1枚で購入する→3S24B26B足して4S、そこに46S足して1Gなのでお釣りは46S24B、すなわち銀貨46枚銅貨24枚。おうジャンプしてみろよ。
 白宝貨と緑宝貨はそれぞれダイヤモンドとエメラルドがモチーフになっているが、実際に使われているわけではない。ただ、貨幣の中心にそれぞれ無色と緑色の魔石が埋め込まれており、譲渡や使用などの際にはその履歴が魔石内に登録されるようになっている。

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