要するに「箱」 どう足掻いても「箱」 ただいまお片付け中



 読みは「あかきはがねとさいえんのまち」
 地下資源に恵まれた山岳地帯に広がる街。鉱夫が削り出した鉱石や石材は、何人もの職人の手を経て様々な道具や武具、建材などに姿を変え、街の内外へ行き渡る。昔から遠隔地へ重い材料や完成品を運んで来たノウハウは今でも健在で、商業ギルドや調査団もその技術を利用して活動している。来る日も来る日も力仕事に励む人々を応援したい、と街の守護竜であるディーバが始め、現在も不定期に(何の前触れもなく)開催される「メテオコンサート」は街の名物となり、この街から多くの吟遊詩人を輩出するきっかけとなった。
 現在、いくつかの鉱山が資源枯渇により閉山しており、浮浪者対策が目下の課題になっている。



主産業鉄鋼業、観光業、あとついでに運送業とか漁業とか
建築の特徴ゴツい! デカい! カラフル! ごっちゃごちゃ!
めっちゃ高低差! こんなん道迷うだろうがクソが!!!!
都市計画[鉱山区]鍛冶屋街、酒場市、工場区
[祭宴区]住宅区、商業区、竜堂広場、芸術区
重要施設調査団【赫鎚】本部(イルマイト遺跡支部)、冒険団【黄輪】本部 など
名前の由来鉱山+お祭り騒ぎ→イルミネーション+鉱石を表すラテン語接尾辞「ite」
動画「建てる」13頁目〜14頁目
「歩く」2歩目〜3歩目



【ティンクトゥライト】
 鉱山地区に於いて鉄に次ぐ主要な産出物。原石は白色半透明のものが殆ど。無色透明に近いほど価値が高い。「染まる石」という名の通り、産出地以外の自然魔力ナチュラの影響を強く受けて、石の色や石そのものが持つ自然魔力ナチュラの性質を大きく変える。
 この性質がある為に原石のままで運搬されることは殆ど無く、外から欲しい自然魔力ナチュラの源を持ち込んで、石の性質を変えてから運搬、加工される。

【石のタリスマン】
 石盤に、様々な色や魔力に染めたティンクトゥライトを組み合わせて作るタリスマン。その効力は組み合わせ次第でまさに変幻自在。見た目の美しさと高い効力を併せ持つものはまさに芸術品であり、街の内外で高値で取引される。

【メテオコンサート】
 ディーバがある時唐突に始め、誰ともなくそう呼び始めたディーバのほぼワンマンゲリラライブ。竜の顕現の拠点となる竜堂があるが、イルマイトの竜堂はこのイベントの為に野外音楽堂のような造りになっている。ディーバが新曲を披露したり、聴衆から寄せられた詩に即興でディーバが節を付けて歌ったり、楽器を持っている者やダンサーがいれば気まぐれにステージ上に引っ張り上げられセッションが始まったり、かと思えば雑談に終始したり、何が起こるかは誰にも分からない。

【心竜祭】
 半年に一度開かれる音楽の祭典。若手の登竜門と言われ、毎回多くの踊り子や吟遊詩人が参加する。竜の名を冠してはいるが、肝心の心竜ディーバが来るのかというとそうでもない。始まりの竜の中でも飛び抜けて気まぐれな彼女が見に来る心竜祭での優勝者は、必ず大成すると言われている。

【ディーバの祝福】
 心竜が願いを込めた不思議な羊皮紙。家族や仲間などに対して受け継いで行きたいことを記して、記した者にとって身近でかつ誰の目にも触れないところに保管しておくと、記した通りのものが受け継がれていくという。大切な約束、へそくりの隠し場所、等々。

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