This is a HAKO(仮) - 物語図鑑
この世界とあなたを形作るもの。

例によってこのページの内容は全く真面目ではありません(՞ټ՞☝☝

陽の物語

 陽の当たる場所。穏やかさ。静けさ。創造。正義。秩序。何の変哲も無い。或いは停滞。

平穏

 何もないこと。強いて言うならささやかなお祝い事があること。
 花が風にそよぎ、波間に歌が響き、静かな部屋で本のページが繰られ、柔らかな雪が降り積もる。
・各地
 -様々な人々

昇華

 高次へ至る。より輝かしい姿。それは望まれた変貌。
 散らかったものを並べて、綺麗な形を描くこと。

解放

 抑圧を跳ね除け、打ち払い、全てを解き放つ。
 安らかで懐かしい、本来の姿を取り戻す。

大声

 言いたいこと、伝えたいことが沢山ある。
 上手く伝えられるか分からないけれど、声を大にして。

歓喜

 求めるところへ辿り着いた喜び、それ自体が力。
 高らかに笑い、軽やかに舞う。

生存

 生きることとは生きることである。
 過去を、今を、未来を、その全てを享受することである。

表現

 身振り手振りごときで伝わるものか。
 私が表したいこと、それが芸術となる。

躍動

 心を体を躍らせて。
 飛んで跳ねて舞い上がれ、高いところへ。

優美

 生まれ持つもの、形作られたもの。容貌だけでは分からないもの。
 真の美しさには星さえも恥じらう。

魅惑

 芳しい香り。蠱惑的な立ち居振る舞い。
 身に纏い放つもの。誘い、手にする為に。

探求

 より深いところへ。より高いところへ。
 確信を持って、或いは我武者羅に。
・ホーニス
 -ビジア
 -マリア・エクスベル

変革

 そのままでなければならないと誰が言った。
 清らかな青嵐を、瑞々しい命を、真新しい形をここに。
・ホーニス
 -レイ・フォルマ

奇跡

 意図せずしてその幸運は訪れた。
 逃さないように、忘れないように、大切に大切にしなければ。

叡智

 護られてきたもの。新たに刻まれるもの。
 古い系譜をヒントにして、より研ぎ澄ませて紡いで行く。
・ホーニス
 -キリ・サナ

結実

 試行錯誤と苦悩の道程の末の果て。
 それは裏切らない。何故なら自分にとって最も都合がいいものなのだから。
・イルマイト
 -エリーゼ・ヘリオス

邂逅

 出会うはずが無かったもの。或いは“出会わなければならなかったもの”。
 その辻にて芽生えるものは、新たな道。
・ホーニス
 -ブランドン・マッドレル
 -クラリス・マッドレル

斬新

 こらそこ、顔をひきつらせるんじゃない。
 これが、これこそが私の生き様なのだから。
・フォンタナ
 -ネリア・ネネ・コールドロン

天才

 何もかもを圧倒する“才”。
 目に見えないものでありながら、確実にそこにある強きもの。

調和

 みんな違ってなんとやら。
 背高のっぽもおちびさんも、老いも若きも男も女も、手を繋げば輪になる。

矜持

 メッキのようなプライド、安い意地、なんとでも言うがいい。
 残されたもの。或いは最後の切り札。これが一体何に負けようか。

慈愛

 木漏れ日のように降り注ぐもの。優しくて温かいもの。
 穏やかな笑顔と、香りのいい飲み物と甘いお菓子。
・ホーニス
 -アミグダ
 -リリア・ステイシー

抱擁

 無条件に全てを受け入れ、包むもの。
 怒りも悲しみも苦しみも全部、抱き寄せて受け止めて、温もりへ溶かして。
・クロニクル
 -ローナ

救済

 晴れる空。痛みの終止符。悪夢からの目覚め。望まれた結末。
 これで明日からも頑張れる。

静謐

 霧に覆われたように、ただただ静かなもの。
 祈り。神秘。或いは隠し事。

瞑目

 最も安らかな眠り。望まれているのかもしれない結末。
 せめて瞼の裏に、次の生が映っていますように。
・ホーニス
 -コーネリアス・ウィルソン

収束

 複雑に絡み合うものを1つの線に。
 喧嘩はやめて、みんなで一緒にお茶でも飲みましょう。

洗練

 無駄を削り、ブレる動きを絞って、飽くなき鍛錬と研究が生んだ美しさ。
 削った先から新たな弱点が露呈して慌てるのもまた楽しい。
・ホーニス
 -サイラス・トーレス

頂点

 それに於いて比肩するもの無し。周りに敵はいないが、前に辿れる道も無い。
 一挙手一投足が後に続くものの指標となる重責。
・イルマイト
 -フリングレッド

守護

 優しさであり厳しさでもある。強さであり弱さでもある。
 それを成し得る人は、きっと誰よりも多くのものを抱えているに違いない。
・ホーニス
 -カイル・グンター

月の物語

 月に晒される場所。騒々しさ。乱れ。破壊。狂気。混沌。落ち着きが無い。或いは胎動。

復讐

 許さない。許さない。アイツだけは許さない。
 同じ目に、それよりも酷い目に、もっと惨めな目に、更に哀れな目に合わせなければ。

暗鬼

 そこか。ここか。あそこか。いるんだろう。いるんだろう。
 逃げなければならない。追わなければならない。殺さなければならない。

反旗

 彼らの言うことなどこれ以上聞いていられない。
 信念の旗を振れ。我が心に従い進むのだ。軋轢も乖離も障害ではない。

狂乱

         腫れて惚れて暮れて垂れて枯れて荒れて切れて折れて焦れて廃れて知れて熟れて腐れて割れて慣れて斬れて撚れて照れて漏れて拗れて蒸れて群れて壊れて擦れてズレて痴れてグレて買われて乞われて焦がれて裂かれてやられて飛ばれて野垂れて呼ばれて食われて

雑音

 うるさかったですか。聞こえてしまいましたか。気付いてしまいましたか。ごめんなさい。
 声で、悲鳴で、慟哭で、つまり魂の叫び。

惨劇

 足元を視界を覆うもの。道を閉ざすもの。体温を奪うもの。
 間違いなく言えることは、見える世界が一変してしまったこと。

転落

 もう届かないところまで遠ざかってしまった。
 もしこのまま終わったのなら、それは祝福か、悲哀か。

異端

 違います。そう違います。色が違います。形が違います。動きが違います。音が違います。
 どうですか、目立つでしょう。分かり易いでしょう。嫌い易いでしょう。

拒絶

 あっちへ行け。近寄るな。この身は汚れているんだ。触れれば呪われてしまうぞ。
 邪魔をするな。そこを退け。だから近寄るなって言ってるだろうが。

簒奪

 あれもこれも自分のもの。取ってしまえば自分のもの。
 返してほしければやってみろ。どうせ私がまた取り返すから。

閉塞

 何も見えない。何も聞こえない。誰もいない。
 何も見たくない。何も聞きたくない。誰にも近寄りたくない。

逆行

 そうするか。なら私はこうしよう。そちらへ行くか。なら私はこちらへ行こう。
 "お前と同じ轍"を踏むくらいならこの足など切り落としてくれる。

別離

 さようなら。バイバイ。また逢う日まで。
 その日が来るかなんて知ったこっちゃないけれど。

不測

 上に落ちます。右に食べます。前へ逃げます。内へ泳ぎます。
 すいません。何を考えているのか自分自身でも分かりません。

妄執

 絶対に守らなければならない。絶対に成さなければならない。
 絶対に届けなければならない。絶対に破ってはならない。

裏切

 さあ楽しく笑ってなさい。それが心底愉快なので。
 さあ仲良くしましょう。お楽しみは後に取っておくほど楽しくなれるというもの。

嫌悪

 嫌いだ嫌いだ嫌いだ。なんだかよく分からないけど嫌いだ。
 視界に入れたくない。音も声も聞きたくない。その名前も聞きたくない。私の世界から消えてなくなれ。

孤独

 誰もいない。誰もいなくなった。誰もここへ来ない。
 それでいいのか寂しいのか。それが心地よいのか駄目なのか。

残滓

 何処へ行っても何をしてもこびりついて離れない。
 お願いだから消えてくれ。多分その為ならなんだって出来る。

不解

 分からない。分かりたくない。分かることが出来ない。
 それを解することが出来れば何かが分かりそうなのに。何かが突っかかって分からない。

閉口

 ……………
 言うことは無い。言えることも言いたいことも無い。

依存

 何処へも行かないで。ずっと側にいて。失いたくない。失ってはいけない。
 それが失われては、生きていけるかも分からない。

冷徹

 生きているから、自分と同じ形をしているからなんだというんだ。使うことが出来るから使うのではないのか。
 目的以外は全て手段であり駒だ。それになんの非があるというのだ。

嫉妬

 何故あなたがそれを持っているの。何故お前がそこにいるんだ。何故貴様がそれを成すのだ。
 羨ましい。妬ましい。理解できない。自分こそが。なのに。

支配

 これは私の腕。これは私の目。これは私の足。これは私の魂。
 それ以外を名乗ることは許されていない。そうだろう?

破壊

 傷など生ぬるい。壊すのだ。
 形あるものはいずれ壊れる。それが少し早かっただけのこと。